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エンブレムの歴史

112年もの長い歴史を持つアルファロメオ。1910年に設立されて以来、革新的なデザインと最高の走行性能を持った歴史に残る車を多数生産してきました。今回はそんなアルファロメオのロゴについて紹介していきます。

アルファロメオのエンブレムは左半分が赤十字、右半分が人を呑み込む大蛇の絵になっています。実はこのエンブレムの基本形は112年の間変わらずに受け継がれているのです。新たな時代を切り拓きつつ、伝統を重んじるアルファロメオの精神がこのロゴに込められています。

この赤十字は、ローマ市の紋章と同じものを配置しています。これは十字軍遠征時に聖地エルサレムの地に初めて十字架を立てた人がローマ出身だった事に由来しています。人を飲み込む大蛇は、カトリック系の最高位であるローマ教皇を排出したヴィスコンティ家の先祖が、人喰い大蛇を退治したことに由来していると言われています。

また、アルファロメオの「クアドリ・フォリオ」シリーズのロゴである四葉のクローバーにも由来があります。アルファロメオのレーシングドライバーであるウーゴ・シヴィッチが、最古の国際的レース「タルガ・フローリオ」で優勝した時に幸運の象徴の四葉のクローバーをマシンに描いたことがロゴの由来になったのです。

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